北斗の拳

先日、実家で本の整理をしていたら漫画「北斗の拳」が数冊出てきた。

懐かしくてパラパラ読んでいると思い出すことがあった。

そう、私はリンが嫌いであることに・・・

 

 

悪党集団「ゴッド・アーミー」の本拠地に乗り込んだ主人公・ケンシロウ心配するあまり、ケンシロウに想いをよせる少女・リンが車を運転して追いかけてしまう。

公式な年齢設定が無いのでリンがいくつか分からないが、風貌からして恐らく小学校3〜4年生くらいじゃないでしょうか。どう考えても足手まといです。
おいリンでしゃばんなよ!
その後もちょくちょく、ケンシロウを心配するあまりに突発的な行動を起こしそうになるリンと、それを静止する少年・バットのやりとりが出てきます。その度に「お前は黙ってろ」「バット、押さえつけてしまえ」などと言ってたのを思い出します。
 
さらにその苛立ちの矛先はリンだけに留まらず、ケンシロウの宿命のライバル・シンにまで及びました。
シンはケンシロウの恋人・ユリアを力づくで奪い去った過去があるのですが、かなり強引かつ一人よがりなタイプでして、突然「ケンシロウを捨てて俺の女になれ!」とムチャクチャ言ってみたり、恐怖で支配した街や宝石(盗品)をプレゼントしたり、いわゆる典型的な恋愛ベタなんですね。
そんな空回りなシンに対してユリアはそっけない態度。その度にシンは「なぜだ!ユリアはなぜ俺を愛してくれんのだ!」と嘆くんですが、毎回「あたりめーだろ!いい加減気づけ!」とツッコミを入れたくなるのです。

挙句、シンがユリアに巨大なユリアの石像をプレゼントした時には、「マジいらね〜」の一言。

いやまあその通りなんですけどね。